今日の練習(2019/5/26)
今日は暑いくらいの日でしたが、多くの生徒さんが来てくれました。中には野球の練習の後に来てくれた子供さんもいます。小さな3歳の子供も練習に参加してくれました。今日もゆっくりと準備運動を行ってから「前蹴上げの移動」、「つま先立ちでの移動」、「かかとだけで移動」などの体幹を鍛える運動を行いました。
基本練習では、突きや蹴りなどの攻撃の基本動作と受けの基本動作の練習を行いました。他の道場ではナイハンチ立ちや四股立ちになって基本練習をやるところが多いですが、ここの道場の日曜日の練習は「組手構え」からの基本練習が多いのも特徴です。更に今日は、他の道場でやっていない基本練習をやりましたので紹介します。(通常の突き、蹴り、受けの他に下記の練習を行いました。)
①突き、蹴り
・脳天への鉄槌(一歩前に出て脳天に鉄槌を入れる練習です)
・足の踏みつけ(これは試合では使いませんがこのような技もあるという事で習いました)
・足払い(柔道の足払いのような技ですが、ローキックのように行います。上の写真は足払いの練習の様子を撮ったものです。)
・後ろ回し足払い(前の足を横に動かしその小さな回転で逆の足を敵の方に回し敵の前足を払うという技です。下段後ろ回しと言っても良いでしょう。)
②受け
・前蹴りに対応する受け(4連発)
a.十文字受け(腕を十字にして受ける)
b.抑え受け (両手で相手の前蹴りを上から抑える)
c.前の手で受けてから逆手で相手の膝をひねる技(相手の膝が伸び切っていない時に使う)
d.回転受け流し(前の手で前蹴りを持ち上げるようにして、後ろ足を回転させて相手の前蹴りの威力を半減させる。)
※前蹴りの受けでも上に書いた4種類行いました。
その他に
・金的に対する受け
・鍵突きに対する受け
・膝蹴りに対する受け
を行いました。さすが、日本空手愛好会は、沖縄空手の流れを汲んだ道場です。他の道場ではこのような技の練習はしないでしょう。最近ではスポーツ空手が主流になってきていますので上に書いた「足の踏みつけ」もやりませんし、「金的に対する受け」もやりません。実践で使うかどうかは別としてこのような技もあるんだという事を覚えておくことも大切です。
最後に釵(サイ)と呼ばれる武器の練習を行いました。上の写真で手に持っているのが 釵(サイ) です。そのサイを持ちながら習っているのは「マツムラ」という型になります。
日本空手愛好会は、大田区の青少年の健全な精神と肉体を育む事を目的としています。ぜひ皆さんも体験してみてくださいね。