今日の練習(2019/6/16)

移動稽古

今日は、いつもの準備体操、基本練習を行ってから「移動稽古」を中心に練習しました。上の写真は、「ワン、ツー、横蹴り」の練習です。「突いて、突いて、蹴り」を繰り返して、体育館の反対側まで移動します。

移動稽古の大切な所は、敵を意識して一つ一つの技をきちんと出せるかという事です。敵を意識しなければ武道ではなくただの運動になってしまいます。みなさんは、「残心(ざんしん)」という言葉をご存じでしょうか。私たちは体育館の端まで行ったら、くるっと回って残心を取ります。残心を取るとは「敵を意識して構える」事を言います。最後の最後まで気をぬかずいつ敵が来ても良いように準備をしておく。その心構えが「残心(ざんしん)」なのです。

移動稽古の様子(3)

上から下の写真を見ていくとどんどん手前に近づいて来ているのがわかると思います。みんな技を出しながら体育館の端から端まで移動しているからなんですね。しかも、みんな体の中心線がずれていないですよね。武道にとって姿勢をきちんとするという事は大切な事です。今日もみんながんばりました。お疲れ様でした。

日本空手愛好会は、大田区の青少年の健全な精神と肉体を育む事を目的としています。ぜひ皆さんも体験してみてくださいね。