今日の練習(2019/10/26)

基本練習(手刀打ち)の様子

今月は台風15号、19号、そして昨日の大雨と続いたにも関わらず、今日は多くの生徒さんが来てくれました。いつも通り準備運動、体幹を鍛える運動、基本練習を行いました。基本練習では、中段正拳突き、上段正拳突き、縦突き、鉤突き、下突き、手刀打ち、掌底(真っ直ぐ)、掌底(横)、裏拳、猿臂(えんぴ)などの攻撃系の技を練習しました。上の写真は、手刀打ちの練習をしている様子です。

基本練習(手刀打ち)の様子

手刀打ちは耳元から手を出し相手の首筋をねらって一気に打ちます。逆の手はきちんと引き手(ひきて)をします。引き手とは打つ手とは逆の手を自分の鳩尾(みぞおち)を通して横脇腹の所まで引く手の事を言います。打つ動作をした時でも自分を守る意味がありますし、引き手の反動を利用して打つ勢いを増すという意味もあります。打つ手に意識がいきがちですが、引く手もきちんと意識したいものです。

基本練習(上段縦突き)の様子

上の写真は上段縦突きの様子です。意外に知らない人が多いのですが、相手が正拳突きをしてきたのに対し、自分が縦突きをした場合、ボクシングで言うカウンターになりますが、その場合、相手の突きははずれ、縦突きの方が勝ちます。それはなぜかと言うと人間の体のつくりにあります。なかなか文章で説明すると難しいですのですが、ようするに縦突きは実践でも有効という事です。

日本空手愛好会は、大田区の青少年の健全な精神と肉体を育む事を目的としています。ぜひ、皆さんも体験してみてくださいね。