今日の練習(2019/11/24)
東京もだんだんと寒くなってきましたね。今日は、いつも通り準備運動、体幹を鍛える運動を行った後に基本練習を行いました。基本練習は、「上段追い突き」、「中段追い突き」、「下突き」、「鉤突き」、「前に前進しながら平手受けをしてからの手刀打ち」などの練習をしました。なかでも珍しい練習と言えば、「後方受け身」をやった事です。「後方受け身」は柔道と違って畳の上での受け身ではない為、手で床を叩きません。 後ろ足を徐々に曲げ、ゆっくりと腰を床に近づけ、くるっと体をまるめて受け身を取ります。その時、目線は自分のお腹を見て手で自分の頭を守ります。空手でも実践では押し飛ばされる事があるので、とっさの時に受け身を取れるように十分練習しておきたいですね。
上の写真は、型「三戦(サンチン)」の練習の様子です。剛柔流のサンチンとは違い、5回伊吹(いぶき)を繰り返し前に出て、5回伊吹きを繰り返し後ろに戻ります。伊吹とは息を腹の底から一気に吐き出す事です。音で言うと、「カー、カッ、カッ」と言う感じでしょうか。最後の最後まで息を吐きだします。今の世の中、物が沢山有り余り、自分に取り入れる行為は多いですが、吐き出す行為が少なくなってきているのでこのような息吹は大切な時代かもしれません。
日本空手愛好会は大田区の青少年の健全な精神と肉体を育む事を目的としています。ぜひ、皆さんも体験してみてくださいね。