今日の練習(2019/8/4)

基本練習
基本練習の様子(上段払い)

東京は暑い! 連日ものすごい暑さで、だまっていても汗が出てきます。でも、そんな暑さにも負けず今日も生徒さんが来てくれました。いつもどおり準備運動をゆっくりと行い、その後、体幹を鍛える運動と基本練習を行いました。 今日の基本練習は、受けの練習を中心に行いました。 上の写真は「上段払い」の様子です。払いには、下段払い、中段払い、上段払いがありますが、上段払いは相手が上段を突いてきたときに受ける技です。

下段蹴りの受け技の様子

さて、皆さんは、相手が下段蹴り(ローキック)を蹴ってきた時にどのように受けるでしょうか。上の写真は下段蹴りに対する受け技です。足を少しあげて脛(すね)で受けます。 これで受けると 自分も多少痛いですが、相手は相当ダメージを受けます。ひょとすると相手はもうローキックをしてこないかもしれません。ちょっとした技ですが十分効果のある技です。技と言うのは相手が全力で向かってきても、自分の力を少なく使って交わす事に意味があります。常に100%の力で相手に挑むのは技ではありません。力を入れる所は最後の一瞬、そして狙うところは相手の急所、相手が全力で来てもこちらは汗一つかかず相手を往(い)なす事ができる。これが技というものです。

前蹴りに対する受け技

上の写真は前蹴りに対する受け技です。相手が前蹴りを蹴ってきた瞬間に「掛手(かけて)で受けてそのまま相手の足を引っ張るという受け技になります。相手はバランスを崩し転倒するでしょう。そういった意味では沖縄空手は相手に対して容赦ない技がいくつかあります。他の道場では相手の足を引き込んで相手を倒すという技は教えないでしょう。今日はこの後もいくつか受け技を練習して稽古を終えました。

日本空手愛好会は、大田区の青少年の健全な精神と肉体を育む事を目的としています。ぜひ皆さんも体験してみてくださいね。